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大津城本丸の地下は駐車場
大津城本丸跡には大津城跡の石碑が置かれ、城の縄張りが示してありました。
歩道橋の脇にあり、少々見つけにくいかも。
その下は大津港駐車場になっており、時の流れをを実感!
但し、車で来られる方には、絶好に駐車場かと・・・
城の縄張りの図は、「塞王の盾」の巻頭にあったものと同じです。(当たり前ですが・・・)
本丸と伊予丸の位置関係を現在の風景から想像したかったのですが、きれいな公園になっており、なかなか想像するのは難しい。
国友衆の大砲が置かれた長等山はどのあたりかな?と、縄張りを見ながらイメージしたのですが、その方向にはマンションが立ち並んでおり、現在ではここから長等山方面を見るのは不可能。
唯一残っていたのは外堀の石垣
大津城跡の石碑から、びわ湖浜大津駅を越え、徒歩5~6分のところに外堀の石垣が残っています。
縦長の駐車場の奥に幅4~5メーター程度ですが、時代を感じる石垣です。
穴太衆が積んだ「野面積(のづらづみ)」だと思うと、「塞王の盾」を思い出し、勝手に感動してしまいました。
隣に、大津祭曳山展示館があるので、目印になるかと思います。
この建物がなければ、見逃す可能性大です。
因みに、大津祭曳山展示館(入場無料)にも寄ってみましたが、熱心な女性館員の方から大津の歴史を教えて頂きました。(ありがとうございまーす)
長等山の砲台はどこか?
大津城を砲撃した、国友衆(鉄砲職人の集団)の最新鋭の大砲が設置されたという長等山に向かってみました。
そこは長等公園と呼ばれ、満開の桜が咲き誇るきれいな公園になっています。たぶん、この公園周辺のどこかに砲台が置かれたと思われますが、その場所を示すものを見つけることはできませんでした。
ここから眺める大津城方面はビルが立ち並び、あの辺りに天守があったのかな?と、想像を巡らせながら大津の町並みが一望できます。
百名城でも、続百名城でもない大津城ですが、「塞王の盾」のお陰で十分楽しめました。
作者の今村翔吾さん、ありがとうございます。
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